The workers are goin’ home

SEのブログです

日曜日

ちょっと出かけてDr.Martenでバーゲンのスニーカーを買い、さてどうするか、と思ったが、家に帰っても暑いだけ。

新宿武蔵野館に行って、「Girl」というベルギーの映画を観に行く。

ほとんど予備知識も無く観たのだけど、ベルギー社会の成熟を感じさせる、かなり驚きの傑作。ひりひりした。

こういう映画の感受性を共有できる人が自分にとって重要な人なんだろうな、きっと。

あらまずいお盆休みに金がない

暑いので、新宿末廣亭の昼席に行く。定席の寄席に行くのは久しぶり。

上席の最終日だったが、とにかく昼が豪華で、師匠クラス大量出演。鈴々舎馬風師匠を生で観られる日が訪れるとは。

林家正蔵さんを、やっと初めて観る。「ねずみ」。ぼんやりしすぎていて、分かりやすいはずのサゲまでもかすむ。

もうこれ以上は言いません。

充実の4時間半でした。

土曜日

立川志らく師匠観ていると、決して教養がないわけでなく、根っからの悪人でもない人間でも、現在垂れ流されている「正しい」とされる情報に溺れると、権力者にとって都合のいい単純な人物になってしまうのだな。

たちが悪いのは、自分が世の中にとって有用な人間で、優れた意見を述べていると思っていること。

正しいと思うことには常に疑問符をつける。考えることの基本を忘れている。観ていて恥ずかしい。

 

志らく師匠の落語は嫌いでは無かったけど、もう素直には楽しめない。