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オリジナル・ラヴ「HOT STARTER 09」@SHIBUYA-AX

悩みに悩んだ末、当日券。


オリジナル・ラヴのライブは、8年前にリキッドルーム(歌舞伎町にあった頃)で観て以来。その時はDMBQあぶらだこと対バンというわけの分からないイベントだった。よってまっとうなワンマンライブを観るのは初めてかもしれない。
初期はかなり聴いていたけど、「踊る太陽」(これは名盤)以降、まともに聴いていない。そんな自分でも楽しめるだろうかと開演を待つ。
場内は7−8割くらい埋まっていただろうか。19時5分くらいにスタート。田島貴男本人入れて4人のかなりミニマムな構成。
まずは「Body Fresher」。おお知っているよ、と嬉しくなる。知らない曲も多かったけど、それはそれで格好いいし、「Deep French Kiss」「恋の彗星」「Tender Love」「接吻」「朝日のあたる道」など、好きな曲も大量に演奏してくれた。「夜をぶっとばせ」は、感涙ものでした。学生時代のよしなしごとを思い出してしまった。
「原点回帰」らしく、バンド編成はシンプルだったけど、ギターの木暮晋也さんをはじめ、みんなものすごい技術。とにかく演奏が上手い。押さえるところは押さえて、パワフルなところはとことんパワフルに。しかしどの曲も、とことん小じゃれたな曲展開だよなぁ。田島貴男の歌い方がそれを薄めているけど(悪い意味ではない)。
新曲も3曲演ったけど、どれもとてもいい曲だった。ビバリーヒルズ青春白書に影響を受けた、オバマ大統領の就任演説に影響を受けた(どこまで本当なのかはよくわからない。本当な気がする)、という曲も良かったけど、特にアンコールで演った、タイトルが決まっていない、というラブソングは、下手すりゃヒットするんじゃないかというくらい、素晴らしい。
田島貴男、くねくねと楽しそうに、ダブルアンコールでは弾き語りで「プライマル」、さらにはトリプルアンコールにまで応えてくれました。2時間20分くらいかな。今後の展開が気になる、パワー溢れるライブでした。


いくらなんでもライブ行き過ぎ。不安定状態にも程がある。
わけもなく気分はどこかブルーになる前に、寝ます。