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新しき日本語ロックキャンペーン2007 サンボマスター@両国国技館

世界ロック選抜。このシリーズ、気付いたら行くの4度目。で、これがついにファイナル。
生まれて初めての両国国技館です。2階席は椅子も大きめで思ったより観やすい。

15時ちょうどに開演。第一部は、うっちゃりステージということで、サンボマスターワンマンで90分。マイナーな曲中心の構成だったけど、のっけからメンバーも観客(特にアリーナ)もやたらテンション高く、本当に最後までもつのかよ、とちょっと心配になる。1曲やるごとに、曲名を書いたのぼりが立っていく。ということで、第一部は18曲。
30分の休憩後、第二部、もの言いステージ。ゲストが出てきて、2曲ずつサンボマスターの曲を演奏。最初は真心ブラザーズYO-KING全然歌えていなかったぞ。
続いてはSCOOBIE DOのコヤマシュウ。JOY SOUNDでがっつり練習してきた(らしい)だけあって、完全に自分の歌にしていました。格好いい。
で、The COLLECTORSから加藤ひさしと古市コータロー。いやもうオーラ出まくってます。歌からギタープレイから立ち居振る舞いまで、とことんロックンロール。今回のゲストの中で一番良かった。
そしてホフディラン。ちょっと想定外のゲストだったので、驚く。ベイビーが相変わらず意味不明なMCを。ユウヒもライブの雰囲気に興奮気味で、楽しそうだった。
サンボマスターで2曲演って、次はスパルタローカルズの阿部コウセイ。独特の歌い方ですね。
ゲスト最後は、(いい意味で)お約束の奥田民生。ちゃんと出てくれる律儀さとフットワークの軽さが素敵です。
しかし、ここまでゲストが出てくるとは思わなかった(採算とれるんかいな)ので、びっくり。大御所もいっぱい出てきて(途中ホーン隊に村田陽一さんまで出てきたし)、サンボマスターの曲を歌ってくれるのだから、どれだけ贅沢なことか。愛されているのですね。
他の人が歌うことで、サンボマスターのメロディーの際立ちっぷりを再確認できた。

また休憩をはさんで、第三部寄り切りステージ。このステージが圧巻で、名曲のオンパレード。
ラスト近辺、「手紙」からのシングル曲連発、なんと贅沢な流れか。そしてここまで温存していても十分ステージがもっていたということにも感心する。
最後は「そのぬくもりに用がある」。完全にやりきっていました。

終わったのは21時過ぎ。たっぷり6時間。5時間って、休憩抜きの時間だったのか。
全55曲、息を抜くこともなく演りきった彼らには本当に頭が下がります。素晴らしかった。