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踊ってばかりの国 Presents 「おっぱいガールフレンド」ツアー  踊ってばかりの国/キノコホテル/黒猫チェルシー/ラキタ(from ex.ズットズレテルズ)@SHIBUYA eggman


ゆらゆら帝国解散のショックで、しばらく動けなかったのだが、チケットをとっていたので、行く。


これからの10年を支えていくであろうメンツの対バン。eggman入るの、何年ぶりだろう。
まずは、ラキタ。ソロで、ギターを持って弾き語る。20分程度だったけど、ああ、この人は、音楽に選ばれているな、と強く思わせてくれるパフォーマンスだった。
続いては、キノコホテル。3人が演奏を始め、ちょっとしてから、後方よりおもむろに、マリアンヌ東雲登場。「もえつきたいの」「真っ赤なゼリー」といった、キラーチューンなどを披露。
演奏、上手い。格好いい。特にギターのイザベル=ケメ鴨川さんのファズがかったギターは、超絶技巧の絶品。がっつり観てしまいました。30分ほどの演奏。ラストは、メンバー紹介を交えての「キノコホテル唱歌」。紹介時のそれぞれのソロが、メンバーのスキルの高さを伺わせてくれる。
あっという間だった。8曲演ったかな。もっと観たかった。
3番目は黒猫チェルシー。ボーカルは、「色即ぜねれいしょん」で主演だった、渡辺大知。というくらいしか、予備知識はなかったけど、ロックの初期衝動を爆発させたような、パフォーマンス。とても、いい。新曲も、よかった。渡辺大知君は、映画で観るより、はるかにワイルドな感じでした。
トリは、踊ってばかりの国。ツアータイトル、「おっぱいガールフレンド」って、なんだよ、と思わなくもないのだけど、新譜が「Good-bye, Girlfriend」だから、そこからとったのかな。
5人編成。とてもポップで、心地の良い音楽が、奏でられる。演奏はちょっと荒々しく、つたないと感じるところもあったけど、味があるし、これから間違いなく上達していくだろう。そうなった時が、楽しみ。


まだそれほど話題になっていないからだろう。eggmanは、かなり空いていたけど、これからが楽しみなバンドが集まった、いいイベントだった。



帰り、往き道から聴いていた「空洞です」のラスト2曲、「ひとりぼっちの人工衛星」「空洞です」を聴いていたら、涙が出そうになった。どうにもたまらなくなって、「空洞です」を、もう一度、聴いた。。。