The workers are goin’ home

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「もし顔を見るのも嫌な人間が上司になったら」江上剛 文春新書

タイトルを新聞で見かけただけで、アマゾン買い
でもタイトルにあるようなことは、最初の数ページで、あとは自慢話のような内容。
まぁこんなもんかなぁ、もとからそんなに期待していなかったので、いいんだけど、などと思いながら、最後の方はぼんやり読む。
唯一引っかかった一文。21ページ。
「あなたは、その上司と戦い、自由を勝ち取る気力がないなら、彼がいる間は、適当に仕事をして、とにかくうつ病にならないように気をつけなさい。絶対に彼と真面目に関わろうなどと思わないことです」
自分の場合、彼女、だけど、とにかく、相手と真面目に関わろうとしない。それができていれば、いまのような状況はなかっただろう。
でも、できないんだよ。とにかく、何に対しても、糞真面目に、真っ向から向かってしまうんですよ、自分は阿呆だから。本当に嫌になる。
だから救いのない現状になっているんだけど。
とにかく、そんなに器用に生きられる人間ばかりではない、ということを、終始作者には言いたかった。