久しぶりの灰野敬二。この日の公演は共演者もあってかSOLD OUTで、U.F.O Clubには早い時間から行列ができていた。
第1部はやくしまるえつことのセッション。彼女の歌、というより、ポエトリーリーディングのような声に、ノイジーなギターが重なり、途中からは灰野さん自身も歌いだして、混沌状態。やくしまるえつこのささやきに灰野敬二のギターが重なるさまはスリリングだった。
15分くらいで終了。
で、ちょっと休憩を置いて、第2部。菊池成孔と競演。これがすざましく、どこまでインプロなのかわからないけど、ときには静かに、時には金属を駆使してギターの音の極限を追求するような灰野敬二に、菊池成孔のテクニカルなサックスが響く。うわ、すごい、何が起きているんだろう、とりあえずとんでもない音が出ている、と、音に身をゆだねているうちに、終了。気づいたら1時間くらい演っていた。
第3部も観たかったけど、夜が遅くなるので断念。
U.F.O.CLUBの17周年トートバッグ（坂本慎太郎デザイン）を買って、帰る。結構丈夫に作ってあるトートバッグで、これは実用的かも。
