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りんご飴音楽祭2013〜水曜日のカンパネラ編〜@渋谷WWW【LIVE】AZUMA HITOMI、大森靖子、Charisma.com、水曜日のカンパネラ ※ゲスト:ファーストサマーウイカ(BiS)【DJ】Kenmochi Hidefumi、dj sleeper、西村ひよこちゃん 【VJ】YUICHI KOBAYASHI a.k.a DRILLHEADS.neo【解体】鹿【落語】瀧川鯉八


水曜日のカンパネラの初主催イベント。落語もあり鹿の解体もあり、始まる前からカオスの予感しかしない。
開場が押して、30分近く遅れる。結構お客さんが集まっていた。
場内に入ると、Kenmochi HidefumiがDJをしている。この人が水曜日のカンパネラの楽曲作ってるのか。で、ライブ。まずはAZUMA HITOMI。やたらセットが豪華。一人で歌ったりシンセ弾いたりベース弾いたり、器用に演奏をする。しかしこのセット、お金かかってるよなぁ。どこからお金が出ているのだろう。
続いては瀧川鯉八。まだ真打ちではないらしい。申し訳ないけど、技術は無い。でもまぁそこそこ笑わせてくれる。
で、Charisma.com。女性2人のヒップホップユニット。かなり冴えたトラック、リリックは良く聴き取れなかったけど、切れ味は悪くない。個人的には正直そんなに魅力は感じなかったけど、WWWのワンマンが売り切れたらしい。人気があるんだなぁ。知らなかった。
さらに鹿の解体ショーが始まる。すでに仕留めて、血抜きをした状態の鹿が出てくる。でもまだ獣の雰囲気を残している。
解体の師匠とコムアイが登場して、師匠の下ネタを挟みながら粛々と解体が進む。師匠がなかなかさばけた人で、喋りも達者。さらに途中でBisのファーストサマーウイカも登場して解体。獣の体が徐々に食材となっていく状態を眺める。
生物を解体して食材としていく作業は、やはり獲物となった獣への最低限の敬意をもちながら行っていくべき、と思うが、楽しめればいい、という師匠の哲学も、それはそれで一つの見識かな、と思った。
で、大森靖子。MCは最初にほんの少し(前日奇形児と対バンしたらしい)しただけで、立て続けにギターをかきならし絶唱する。その鬼気迫る迫力に圧倒される。すごい、すごい。前回観たときよりはるかにパワーアップしている。カーネーション直枝さんプロデュースの新譜も楽しみになってきた。
トリは水曜日のカンパネラ。尖ったトラックに、ゆるいのかなんだかわからない歌詞がのる独特の音楽。いい。
コムアイは初の主催イベントでテンションが上がっていたのか、MCでは明らかに様子が変。まぁ普段から少し変わっているんだけど。
ちょっと長めのセットで、アンコールなし。良かった。最初はワンマンとの話があったんだけど、それを断ってこのようなイベントにしたという。コムアイというのはちょっと独特の人。まだデビューしたばかりなのだから、普通の音楽ライブに縛られず、いろいろな可能性を試していったら面白いし、観客も期待していると思う。
帰り、何故か出口にDJまがいの煽りで転換を盛り上げていた(ゆらゆら帝国で考え中とかかけていて、心得てるな、と思った)西村ひよこちゃんきゃりーぱみゅぱみゅと同じASOBI SYSTEMの人)がいて、握手して帰る。