発表がされたときから顔ぶれにびっくりし、期待しかしていなかった。大人計画先行でなんとか入手。
役者の顔ぶれも素晴らしいが、今回はなんと言っても音楽。生バンドで、皆躍動するように歌っているのがなんとも楽しい。楽曲もバラエティに富んでいる。
そして石鹸のドラムも間近で堪能。
サントラ売ってなかったけど、このまま売らないというのも逆に格好いいかもしれない。
今回はいつもの笑いと下ネタに加えて、後半にちょっと笑えない深刻な風刺が入っていて、少し考えてしまった。
終わってみればさすがクドカン。なんだかんだでまとまっているし、とにかく笑えるし、なんとびっくり「あまちゃん」パロディまで飛び出して、休憩挟んで160分におよぶ長い公演を、終わって欲しくないと思わせてくれるくらいの爆発力で堪能させてもらえた。
佐藤隆太はすでに貫禄すら感じる。勝地涼は前髪クネ男のイメージ定着。皆川猿時はやりたい放題、石鹸は舞台役者の面目躍如。綾小路翔も大活躍。
癖のある役者の中で、懸命に演じる川島海荷も良かった。
最初9000円ってどういうことよ、と思ったが、こりゃ9000円払ってもいいわ。という気分になった。
できればもう1度観たいけど、東京公演もう終わっちゃうんだよね。