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立川談春 独演会@鎌倉芸術館大ホール


あー長いこと談春師、観てないな、と。
どうせチケットがとれないからって諦めず、情報を探して、なんとか鎌倉の公演をとる。
1回真ん中より後ろの方。なんと3階まで席がある。それが埋まっている。恐るべし立川談春
客層は自分が一番最年少なのではないかというくらい、年配の方が多数。今どき、どうやってチケットをとったのだろう。
さて、14時、いよいよ登場。
なんとマクラに45分。それがいちいち面白い。で、関係の無いようなマクラが、一席目本編に入ると、非常に重層的に絡まっていく。あまりにも見事で、背筋が凍るくらい。
その一席目、なんだか唐茄子屋政談に似ているけど、違うな、と思ったら、人情八百屋という立川談志が得意とした噺でした(あとでネットで調べた)。すみません、勉強不足で知りませんでした。
15分の仲入りを挟んで、次はなにかな、と思ったら、なんと、らくだ。おっと談春師のらくだとは、想定していなかった。
昨日遅かったこともあり、ちょっと眠気も襲いかけていたのだけど、そんなの吹き飛ぶくらい、迫力充分、笑い充分の75分。
ときどき詰まったり、咳をしたり、体調は万全ではない様子だったけど、さすが談春師、震えるくらい良かった。