The workers are goin’ home

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「何者」@109シネマズグランベリーモール


なんと、すごい。
原作朝井リョウ、監督脚本三浦大輔、音楽中田ヤスタカということで、それなりには期待していたけど、これほどのものとは。
自分が就職活動していた頃は、SNSなんてなかったけど、結局考えて動くのは人間、ということで、普遍性は変わらない。
就活、という日本独特の文化を通じて、人間の悲哀、表裏、恐ろしさをわずか90分ほどで描ききった。
ラスト近辺、二階堂ふみの迫真の追及から、さらにある人物のこれまでの展開をあっさりひっくり返す一言で、自分をさらけ出す形になってからの佐藤健の演技も見事。
傑作です。