なんかもうなにもやる気が無く、午後休みにする。
109シネマズ二子玉川で「天気の子」。予想のはるか上を行く傑作。必要以上に少女の胸が揺れるところやライトノベル的な閉塞感が、どうにも引っかかった前作「君の名は」。
あくまで「君の名は」は、メジャーに乗せて人を集め、、深く考えず金だけ出したスポンサー陣を積極的に否定し、現状の日本に警鐘を鳴らす。
警鐘を鳴らすのが、いかにも今風なようでいてあくまで古風で類型的な少年少女というのも興味深い。
天気の子。
— uniuo (@uniuo) 2019年8月2日
根拠ない万能感を支えにひねくれたつもりで、でも真面目に10代を過ごしたことをどこか捨てきれない全中年男性号泣の傑作。
君の名は、で気になった胸へのこだわりやラノベ的閉塞感なども監督自覚的なことに唸る。
万人向けじゃないよね、と嘯くオトナにはなりたくないのになっている現実。
オザケンみたいに知恵も身長もないからふてくされてばかりでいられなかった10代。
— uniuo (@uniuo) 2019年8月2日
何者かであることを信じたかった思春期。
全てのイタさを許し、開き直りたくなる新海誠の凄み。
この気持ちどこに持ってって週末過ごせばいいのよ。