The workers are goin’ home

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カミサマ

ふーん映画になるのかいかにも若者向けのキャストで。紀伊國屋にサイン本あったので手に取る。

 

小説の神様 (講談社タイガ)

小説の神様 (講談社タイガ)

 

 

相沢沙呼小説の神様」。

あっという間に読了。

最新作はヒットしているけど、この作者、よっぽど売れなくて辛かったんだろうね。

俺はこんなに美しく尊い自慰行為をしているのになんでみんなみてくれないんだ。という魂の叫びを、天才美少女と病弱な妹が、「双眸」見開いて手助けをする作品。自慰行為の。それが400ページ近く延々と続く「陽向」の「奇跡」。

驚くのはなんだかんだでそんなキモ男の自慰を最後までみてしまう(読んでしまう)点。ある意味これが筆力か。

創作の苦しみはわかるが、一体彼らがどんな小説に憧れ、どんな小説を書いてきたのか分からない。先人からの引用が、中島敦のみ。

結局彼はいかにもラノベな美少女の手助けで、射精できたのかね。わかんないね。だってどんな小説書いたのか結局最後までわかんないんだもの。

 

※厳しく書いたのは、編集者を侮蔑しているとしか思えない、どうにも見過ごせない描写があったからというのもあります。

土曜日

隣家の解体工事が終わってあらわになったのだが、家のアマゾンのように茂った木々の葉が、一部隣家にはみ出ている。今まで申し訳ないことをしていた、と改めて強く反省しつつ、ハサミを持ちだして、剪定作業。

しかし、剪定用のハサミがどこかに行っており、普通のハサミではみ出た小枝を切るに留まる。

さらには蜂と遭遇し、作業を一旦中断。

 

ということをしながら、新宿に二ヶ月ぶりくらいに行き、紀伊國屋書店で本を物色してくる。

 

多動症か。