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ゆらゆら帝国/BOOM BOOM SATELLITES@日比谷野外大音楽堂

HOT STAFFの30周年イベント「US AND THEM」。
17時よりやや遅れて開場。物販に並んで、ゆら帝REMIXのTシャツと、イベントのTシャツを買う。
まずはBOOM BOOM SATELLITES。CSのライブ放送などで観たことはあったものの、まともに音源を買ったこともなく、ライブも初めて。想像していたより生音が際立っている。パフォーマンスも画になっていて、実に格好いい。これから音源揃えようかと思ってしまうくらい、好み。
あっという間に終わってしまう。

で、ゆらゆら帝国
実に久しぶりな、「太陽の白い粉」。数年前に野音で聴いて以来のような気がする。ちょうど日没直後くらいの時刻に、ばっちりはまる。
次は「2005年世界旅行」。ああ、飛んでいる。「ソフトに死んでいる」は、ややリミックスに近いアレンジ。「夜行性の生き物3匹」で喜ばせて、坂本さん、ちょっと後ろを向いてから、おもむろにマラカスを持って「あえて抵抗しない」!
坂本さんのマラカスパフォーマンス、どんどん鋭く切れ味を増しており、もはや神に近い何者かが宿っているとしか思えない。
この時点で、客席のテンションも最高潮になっていた。
「タコ物語」では観客も手拍子。個人的にはこの曲での手拍子には微妙な気持ちになるのだが、まぁ野音だから仕方がないか。
「ロボットでした」(ここではLOFTに引き続き、タンバリン!)「3X3X3」と鉄板必殺の2曲を並べて、そろそろ終わりかと思ったら、坂本さん「まだ、まだ」と一言。
やたら美しくオーソドックスなアレンジの「つぎの夜へ」。やっぱりこのメロディーはただごとではない。
最後は「無い!!」。退場時、柴田さんが何かぴょんぴょん跳ねていた。


野音ゆら帝、また格別。好きすぎて言葉になりません。


ありそうでなかった対バン。音楽性もファン層もまったく異なるようで、根底では共鳴している感じ。どちらも「観られる」ことを意識した、とことんプロフェッショナルなパフォーマンスを見せてくれた。
いい組み合わせだった。