The workers are goin’ home

SEのブログです

Summer Sonic 08 1日目

今年もなんとか行けましたサマーソニック
10時過ぎくらいに海浜幕張着。今年からは1日券と2日券で並ぶ場所が違う。自分はメッセ側。さほど待たずに交換完了。


全体像を把握するためにメッセをふらふら歩く。例年黙っていてもタオルやら袋やらいろいろもらえるのに今年はそうでもない。不景気か。auもブースがない。DOCOMOだけ。


ちょこっとThe Metrosを観る。軽やかで正統派の雰囲気がある。一度音源で聴いておきたい。
お店が空いているうちに軽く腹ごしらえをして、DANCE STAGEに向かう。Perfumeです。結構早くに行ったのに、既に入場規制寸前。かなり長時間じっと待って、やっと登場。実質4曲くらいしかなく、音圧も弱めで少し寂しい。でもチョコレイト・ディスコ聴けたからいいや。「いまマキシマムザホルモンさんも来てくれてます!来る前にホルモンさんのDVD観てましたー」と言っていた。相思相愛ですね。
会場、超すし詰め状態でかなり危険なことになっていた。いまの勢いを考えるとPerfumeにこのステージは小さすぎる。


MARINE STAGE(マリンスタジアム)に移動する。ONERPUBLICとTHE SUBWAYSを少しだけ観て、軽くマリンスタジアムの雰囲気に浸る。


ISLAND STAGE近くのグッズコーナーに行ったら、スコット・マーフィーが売り場で観客と写真撮っていた。気さくな人なのだな。
メッセに戻る。
Casun Dance Party。じっくり観たい気もあったけどちょっとだけ観てグッズ購入に走る。
MOUNTAIN STAGEのTRIVIUM。ど真ん中スラッシュ(?)メタル。ここまで直球の鋼鉄を観たのは初めてかもしれない。予想外に楽しむ。
で、メッセで一番大きいMOUNTAIN STAGE超満員になり、マキシマムザホルモン登場。一曲目から「F」で大変な騒ぎ。「絶望ビリー」をはさんで、演奏の知識がなくても難しいことが歴然と分かる「爪爪爪」。軽々とハイレベルな音を演奏しちゃってます。ラストの「メガラバ」まで、フェス仕様のサービス曲ばかりで、相変わらず楽しい。ダイスケはん、BLUE MAN GROUPのネタではすべっていたけど、「パフュームじゃなくて、(ナヲが入ったら)バキュームじゃ!」が面白かったな。


終了後、SONIC STAGEでDeath Cab For Cutieを少し鑑賞。いいメロディです。2-3曲だけみて、休憩。
ダイノジの漫才、タイミングよく観ることができた。やっぱり面白い。ロックのリズム。大地の電話番号言っちゃうのは半分お約束になっているのか。去年も言っていた。


SONIC STAGEに戻り、The Fratellis。フラテリスがこんな小さなステージじゃ即刻入場制限だろうと焦って向かったのに、さほど混んでいない。時間帯のせいかな。
サポートメンバーが加わり、序盤は新譜からの曲中心。バンド全体の演奏スキルが明らかに増しており、バンドがさらに新しいステージに来ている感がある。小さいライブハウスでも観たいな。
大好きなWhistle For The Choirを聴いてから、移動のため40分くらい観たところで泣く泣く立ち去り、MOUNTAIN STAGEに向かう。SEX PISTOLS


そうセックス・ピストルズ。本当に出てくるのだろうか。若干の不安とともにステージを眺めていると、長いSEの後に、堂々登場。ジョン・ライドンジョニー・ロットン)、本物です。イギリス国旗と日章旗(……)をはおって登場。
ウォッカでうがいしながら歌うジョニー。想像以上にグルーヴィーで円熟味すら感じるバンドの演奏。「ブッシュは世界の敵だ」「(意訳)ジョニーはじいさんで耳が遠いからそんな小さな声援じゃ聴こえないぜ(と自分で言っている)」「日本人は静かだな」、などなど、妙にご機嫌なMCを含め、なんだか冗談のよう。
「EMI」で終わり、最初のアンコールの最後が「アナーキー・イン・ザUK」。お約束のようなきれいな終わり方だな、と思ったら、さほど乞われてもいない(失礼)のに、2度目のアンコールまで登場して、会場を驚かす。多分予定より長い90分近いステージ。
十分楽しんだけど、本当に何かの夢だったのではないか。なんともいえない不思議な気分になるステージでした。


足ぱんぱんになり、帰宅。
しかし例年に増して、デジカメやら動画やらを勝手に撮っている無法客が多かったのがものすごく残念だった。ペットボトルも乱舞。係員も少なくて制御できていないし。カメラとか、叩き落とす勇気のない自分も嫌になるのですが。


それにしてもピストルズが演奏しているほんの数百メートル先では、ポール・ウェラーがライブしており、さらに球場にはTHE PRODIGYthe verveがいたわけで、イギリス人がみたら卒倒するのではないか。というか本国ですら実現不可能なメンツではなかろうか。やっぱりサマソニはスケールが違う。