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SUMMER SONIC 09 3日目@幕張メッセ、千葉マリンスタジアム 他

サマーソニック3日目。

初日より早めに、11時半頃メッセ到着。


グッズ物色に行ったのだが、The Flaming LipsのTシャツは早々になくなっていた。ひょっとしたら金曜で売り切ってしまったのだろうか。


MOUNTAIN STAGEのCANCER BATSを途中から。王道メタルのようで、ちょっとヘヴィーに寄っている感じ。守備範囲の音楽ではないが、こういう音楽をMOUNTAINで聴くとどこか安心するのは、なんだか不思議。
DANCEで一瞬だけVV Brownというソウルシンガーを観てから、SONICステージに移動。
THE TEMPER TRAP。一部で話題のオーストラリアの新人。ハイトーンのヴォーカルに、やたら手堅い演奏。ジャンル横断感のある音楽。とても新人とは思えない。良かった。
続いてMOUNTAINで、THE QUEMISTSを観ているうちに、ふと、そうだ、KEANE観に行こう、という気になる。今日はMARINEに行くつもりは無かったのだけど。

というわけで、MOUNTAIN途中退散。食堂前が人でいっぱい。どうしたことかと思ったら、お笑いステージで、和製ビヨンセ渡辺直美が激しいダンスをしていた。
ちなみに食事と言えば、毎年メッセでは麦とろご飯ばかり食べています。理由は、栄養価が悪くなさそうなのと、いつも空いているから。けっこう美味しいのにあまり人気がないのは、何故だろう。
今年は3杯食べた。

閑話休題
バスに乗って移動。


ちょうどKEANEの始まるところだった。06年は、THE FLAMING LIPSのステージ前に、ドタキャンだったのでした。というわけで、初めて観る。美しくエモーショナルなメロディー。
鍵盤が活かされていて、ちょっと他のバンドには無い音。本人達も楽しそうに演奏していた。


で、メッセに戻る。ちょうどサイン会前だったので、THE TEMPER TRAPからサインをもらう。ちょっと嬉しい。メンバー、皆とても感じのいい人たちでした。

外は通り雨が。

少しMOUNTAINのマキシマムザホルモンを覗いてみる。やっぱり満員。ちょうどナヲさんが「蒼いうさぎ」を歌っていました。相変わらずツボを心得ている。


でも、すぐにSONICに移動。TEENAGE FANCLUB。$袋ジャケットの盤しか持っていませんが、楽しみにしていました。かなり混んでいる。ああ、なんて美しいハーモニー。酔いしれる。NEW SONGとして演奏された曲がどれも良かった。新譜でも出るのかな、ひょっとして。
終了後、ほんの少しだけお隣DANCEのトリ、RHYMESTERを観て、SONICに戻る。


で、ここからはSONIC張り付き。場内ほとんど満員の中、SONIC YOUTH登場。すごい。ベテランの味とかそういうのではなく、ひたすら今のロック。格好いい。
家にある音源聴き返さないと。
音の渦に酔っているうちに、ノイジーなギター置いたまま、終わる。


そして3日間のトリは、THE FLAMING LIPS。音合わせの段階からWAYNEが出てきて、いろいろ楽しませてくれます。
転換途中、近くの人が、「地震だ」と話している。揺れているの、気づかなかった。あとで新聞みたら、震度4だったらしい。
で、いよいよスタート。女性の股間の映像が流れて、そこを破るようにして、メンバーが登場。なんちゅう出方じゃ。
そしてWAYNE、06年に続き、風船に乗って、客席を泳ぎ回る。
で、流れてきたのは、「Race For The Prize 」。飛び交う風船。踊るダンサー。ああ、早くもみなぎるハッピー感。「The Yeah Yeah Yeah Song 」も早々に歌って、場内のテンションも最高潮。
新曲(だと思う)も交えつつ、圧倒的なステージは続く。素晴らしい。
「Yoshimi Battles The Pink Robots Pt.1」の切ないメロディーにぴったりの歌声に、ちょっと涙しそうになる。
ラストは「Do You Realise?」。
21時半に終了。アンコールはなし。
観客にひたすらファンタジックな享楽と幸福感を提供しようとする、徹底的なサービス精神にも脱帽。
もう何と言うか、ひたすら感動する。


というわけで、今日のベストアクトは、問答無用にTHE FLAMING LIPSです。


今年のサマソニも、無事終了。局地的豪雨が多かったけど。
来年は2日開催で、いいんだけどなぁ。どうなるんだろう。
と、行くか行けるかも分からないのに、心配してみる。