この組み合わせ考えたHMVの担当者さん、センス良すぎると思います。普通では考えられない対バン。チケットは当然、ソールドアウト。
整理番号べらぼうによかったので、最初の方に入場。ドリンク代とられなかった。そういえば、AXってときどきドリンク代とらないこと、あったよなぁ。ありがたい。
まずはももいろクローバー。これがもうとんでもなくて、最初から7曲、休みもなしにアクロバティックなダンスを繰り出しながら、踊る。その踊りの運動量も半端ではなく、ちょっと君たちそんなことしていたら死んでしまうよ、と言いたくなってしまうくらいの迫力。圧倒される。
で、自己紹介を簡単にして、今度は、「ミライボウル」(この曲の大胆な転調はちょっとただ事ではないです)、や、「行くぜっ!怪盗少女」などのキャッチーな曲を含め、5曲ノンストップで連発。おいすごすぎるよちょっと。完全に戦闘モードで、あっという間の12曲1時間。もはやアイドルの概念超えてます。詞はともかく、曲はなんともいえない中毒性がある。そして殺人的なダンス。これで売れなかったら、世の中が間違えている。ような気がする。あまりのすごさと懸命さに、感動してちょっと泣きそうになってしまった。
で、神聖かまってちゃん。ももクロのあとだと、どんなバンドが出ても勝ち目ないよ、と言いたいくらいだが、この日のかまってちゃんは、さほどぐだぐだ感もなく、サイケでパワーのある、いい曲を連発していく。途中みさこが「ももクロのあの完璧なパフォーマンスを観た後で、、、なんだか人生で三回くらい目くらいに緊張しています」みたいなこと言っていたが、口にはしなかったものの、それがメンバー全員の本音ではないか。
しかし、やればできるじゃん。
アンコールでは、「ベイビーレイニーデイリー」と、「夕方のピアノ」。死ねよ佐藤。と絶叫するさまは、なんだか神々しくさえありました。「ロックンロールは鳴り止まないっ」がなくても、かまってちゃんは成立する。なんだか新しい発見でした。
いいイベントだった。一晩明けても、ももクロの「コココ コーコ コッコッコー」が頭から離れません(「ココ(星)ナツ」の歌詞)。ダンスが斬新すぎる。
つぎはどんなのがいいかなぁ。バニラビーンズと、マキシマムザホルモンとか、どうでしょう!?
追記:mycomにどういうわけかレポートとセットリストが載っていたので、転載。
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/02/26/005/index.html
HMV THE 2MAN〜みんな仲良くできるかな?編〜『ももクロとかまってちゃん』セットリスト
■ももいろクローバー
オープニング overture →ももいろクローバー参上!!
01 Chai Maxx
02 ココ☆ナツ
03 キミとセカイ
04 Believe
05 ピンキージョーンズ
06 最強パレパレード
07 全力少女
08 ミライボウル
09 words of the mind
10 行くぜっ! 怪盗少女
11 ツヨク ツヨク
12 走れ!
■神聖かまってちゃん
01 あるてぃめっとレイザー!
02 肉魔法
03 レッツゴー武道館
04 さわやかな朝
05 夜空の虫とどこまでも
06 ぺんてる
07 制服b少年
08 バグったのーみそ
EN1 ベイビーレイニーデイリー
EN2 夕方のピアノ