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くるり ニューアルバム発売記念ツアー 〜言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか〜 ファイナル@日本武道館


朝、雪でどうなるかと思ったのだけど、始まる時間帯には止んでいた。
行く予定はなかったのだけど、2月のイベントで聴いた「ロックンロール」があまりにもよかったので、チケットを購入。500円安いステージサイド席。
くるりの武道館は4度目らしい。もうそんなに演っているのか。
今回もサポートにBoBoとフジファブリック山内総一郎を加えての4人編成。「無題」から「目玉のおやじ」、「コンバット・ダンス」と、新譜からの曲を中心に演奏していく。そんななか、序盤、いきなり、「ワンダーフォーゲル」なんて演奏して、ちょっとどきっとする。すごくいい。フジファブリック山内のギターが、とにかく冴えている。
結構MC多め。岸田繁、機嫌良さそう。
アンコール前、「東京レレレのレ」を演ったあと、演奏してくれました。「ロックンロール」!この曲出た当時は、アメリカにいて、一人で仕事をして不安でどうしようもなく、でもYoutubeから聴こえるこの曲にものすごく勇気づけられていたのでした。いろんな想い出のこもった曲。
アンコール、キーボードなどいろいろセッティングされていく。そして出てきたくるり佐藤征史による物販セールストークのあと、4人で、なんと「ハイウェイ」。この曲も大好き。これがテーマ曲の「ジョゼと虎と魚たち」は、本当に素晴らしい映画だった。さらに、ザ・サスペンダーズなるコーラス隊があらわれて、チオビタで流れているらしい「旅の途中」。これもいい曲。それから世武裕子や、たなかゆうじ(安全地帯ではなく、world happinessの人だと思う)が出てきて、気付いたら9人の大所帯に。大所帯で演奏される「ばらの花」は最高だったし、「リバー」の後に、できたばかりの新曲ということで披露された「奇跡」は、まさに奇跡としかいいようのない美しい曲。圧倒的なクライマックス。
気付いたら2時間半たっていた。くるりのライブは何度も観ているけど、間違いなく過去最高のライブだった。
あまりによくて、物販の品全部買って帰ろうかと思ったけど、自重する。
というか、またぽつぽつ雨が降っていて、寒かった。気持ちはなんだかぼんやりと、暖かくなっていましたけどね。