高円寺HIGHへ、新宿寄らずに直通で行ってきた。いざ着いてみたら時間が余って、いかにも高円寺らしい、昔ながらの臭いがする喫茶店で時間をつぶす。コーヒー美味しい。
さて、ライブ。まずは女王蜂。
こないだ観たばかりだけど、さらに化けた、気がする。
それにしてもアヴちゃん、大きい。ものすごいヒール履いているので、２メートルくらいに見える。１曲終わるごとに丁寧に関西弁で「ありがとう」と。礼儀正しい。そして音楽。アヴちゃんのパフォーマンスはレディー・ガガ顔負けだし、バンドの演奏力は格段に向上している。圧倒的に格好いい。これでブレイクしなかったら、世の中間違えている。
続いてはM.J.Q。Modern Jazz Quartetではありません。遠藤ミチロウを中心とした、ベースレスのすごいトリオ。クハラカズユキのドラム、久しぶりに観たのだけど、あまりの上手さに、あっけにとられました。そしてこれまた久しぶりの遠藤ミチロウは、やっぱり絶対的なロックンローラーでした。すごい。
で、トリはキノコホテル。この面子で、トリって、大丈夫かな、と思ったのだけど、杞憂だった。「静かな森で」から始まり、支配人はなんと金髪で登場。前の２バンドに触発されたのか、MCはほとんどなく、矢継ぎ早に楽曲を演奏していく。ケメさんのギターはちょっと調子悪そうだったけど、それを補って余るほどの、エマさんのベース力の向上。色気すら感じました。支配人、水ばらまいたり、客席にダイブしたり、パフォーマンスも歌いっぷりも、鬼気迫るものがあった。
どのバンドも４０分ほどの演奏。異様に濃い対バンで、最高だった。
