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ナイロン100℃ 36th SESSION『黒い十人の女〜version100 ℃〜』[原案・原作]和田夏十(オリジナル脚本(映画「黒い十人の女」市川崑監督)) [劇作・脚本・演出]ケラリーノ・サンドロヴィッチ(上演台本) [出演]峯村リエ / 松永玲子 / 村岡希美 / 新谷真弓 / 植木夏十 / 安澤千草 / 皆戸麻衣 / 廣川三憲 / 藤田秀世 / 吉増裕士 / 眼鏡太郎 / みのすけ / 中越典子 / 小林高鹿 / 奥村佳恵 / 緒川たまき / 他@青山円形劇場


初日に行ってきた。なんと座席は一番前。
97年の映画版、リバイバル上映の際は、超満員のシネセゾン渋谷で、立ち見で観た記憶。中村玉緒がやたら可愛かったのを覚えている。もとの映画は61年。もう50年も前なのか。
休憩挟んでの3時間に及ぶ上演。前半部はオリジナルに近い形な感じだったけど、後半はがらりと変わる。円形劇場ならではの演出が光る。
何故だか分からないけど、もててしまうみのすけ(おお、元筋少、とつい思ってしまいます)。信じられないけど、こういう人、実際いるんだよなぁ。
役者は見事に描き分けられていて、皆上手だったけど、特に客演(?)の緒川たまきのとぼけた演技、中越典子のスマートな演技が印象に残った。あと、峯村リエの貫禄ある雰囲気が、なんだかよかった。
面白かったなぁ。また行きたい気分になる作品だった。