初日に行ってきた。なんと座席は一番前。
97年の映画版、リバイバル上映の際は、超満員のシネセゾン渋谷で、立ち見で観た記憶。中村玉緒がやたら可愛かったのを覚えている。もとの映画は61年。もう50年も前なのか。
休憩挟んでの3時間に及ぶ上演。前半部はオリジナルに近い形な感じだったけど、後半はがらりと変わる。円形劇場ならではの演出が光る。
何故だか分からないけど、もててしまうみのすけ(おお、元筋少、とつい思ってしまいます)。信じられないけど、こういう人、実際いるんだよなぁ。
役者は見事に描き分けられていて、皆上手だったけど、特に客演(?)の緒川たまきのとぼけた演技、中越典子のスマートな演技が印象に残った。あと、峯村リエの貫禄ある雰囲気が、なんだかよかった。
面白かったなぁ。また行きたい気分になる作品だった。