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相対性理論 presents『解析III』出演;相対性理論/Arto Lindsay ゲスト:小山田圭吾 『解析III』相対性理論 are やくしまるえつこ (Vo)、永井聖一 (Gt)、真部脩一 (Ba)、西浦謙助 (Dr)、itoken (Dr & Per)、江藤直子 (Key)、zAk (PA) @新木場STUDIOCOAST


開場30分以上遅れ、Studio Coastの前に人が溢れる。
整理番号後ろの方だったので、入場したのはほとんど開演時間くらい。前の方で観ようと思っていたけど、ちょっと詰まっていたので、段差のあるところで観る。
まずはアート・リンゼイ。ドラムがあらきゆうこ(だと思う。遠かったから確信なし)。3曲目あたりで、小山田圭吾と、ベースの女性(誰だか分からなかった)が出てくる。どこまでがインプロビゼーションだか分からないスリリングなプレイで、ぞくぞくした。小山田圭吾のギターはどこまでも小山田圭吾だった。あらきさんのドラムが、特に冴え渡っていて、良かった。
追記:いろいろ情報見ていたら、ドラムはやはりあらきさん、ベースは大野由美子さんだったようです。すごい。というか大野さんであることに気付かなかった自分の不明っぷりがすごい。


で、転換30分くらいかかって、相対性理論登場。「正しい相対性理論」収録の3曲のほか、「スマトラ警備隊」など、レアな曲も。「ルル」「ときめきハッカー」も演ってくれました。
途中、永井聖一がアコギに持ち替えようとしたあたりから、ギタートラブル発生。その後はギター替えてもずっと音が出たりでなかったり、ハウリングしたり。ちょっと残念。


最初の方で知らない曲があったのだけど、どうやら「GAIAにおねがい」だったみたい。SMAPに提供した曲ですね。いい曲だった。


アンコールはなんと、アート・リンゼイと、小山田圭吾が出てきての「ムーンライト銀河」。最近締めはいつもこの曲。でもあんまり好きでもないんでもないんだよなぁ、なんて思っていたけど、この日は格別だった。アート・リンゼイのノイジーなカッティングと小山田圭吾節溢れるギターの絡みが、絶品だった。


ギタートラブルは残念だったけど、相対性理論のライブは確実に何らかの爪痕を残してくれる。「恋の病。っていうか、風邪」のあとの「ルル」「大丈夫。ただの不整脈だから」のあとの「ときめきハッカー」がMCのツボでした。
観に行けてよかった。


それにしても新木場、すっかり遠くなってしまった。先週までは一番近いライブハウスだったのに。