極東ロックンロール・ハイスクール「ももクロちゃんに逢えちゃうよぉ〜♡ ウレPギャ〜ス!!」氣志團 vs ももいろクローバーZ＠SHIBUYA-AX

これは今年最高の対バンでしょう。意地でチケットをとる。
物販開始は16時。当日氣志團のホームページ観たら、なんとこの日限定のTシャツは、江口寿史描き下ろしのももクロ！学ランバージョン！！

（著作権無視で画像を載せます）。
これ、買わないわけにはいかないでしょう、と、15時くらいに並ぶ。すでに200人くらいいる。
で、一人5枚とか買っていく人がいて、自分の前に売り切れるのではないかとひやひやしたが、何とか買えた。
で、いよいよ開演。会場の熱気が尋常ではなく、もはやももクロ人気はAX程度では収まりきらないな、と、実感する。2月に神聖かまってちゃんと演った時は、かまってちゃんファンも多かったし、人もここまで盛り上がっていなかったと思う。
「行くぜっ！怪盗少女」のあと、自己紹介して、その後はなんと8曲ノンストップ。途中「キミノアト」とか、「スターダストセレナーデ」などで、少し休むが、それにしても踊りっぱなし、会場の盛り上がりも半端ではない。いやぁ、とんでもないところまで来ているな、ももいろクローバーZ。間違いなく、今一番熱いライブ現場だと思う。
「ももクロのニッポン万歳！」で、東北パートを有安杏果に歌わせるというのは、いい選択だな、と思った。湿っぽくなり過ぎもせず、押しつけがましいというところもなく、さっぱりと日本で東北を応援しているメッセージ。こういうのもありだよな、と、ちょっと感動してしまった。
というわけで、ももいろクローバー、完全に氣志團を喰っています。既に圧勝確定のあと、さて氣志團はどう出るか。
で、転換があっという間に終わって、氣志團。なんとマスクをかぶって、「行くぜっ！怪盗少女」を完コピ。これには笑ってしまった。しかも、自己紹介では、それぞれももクロのマネをして、笑いをとる。さすが氣志團。それにしても過剰だよ。
で、今度はももクロを呼び込んで、隠れた名曲「恋人」を。ももクロバックダンサー。
で、氣志團演奏のもと、「キミとセカイ」。生バンドで踊り狂うももクロ。格好いいです。最高です。
条例ぎりぎりの21時まで、ももクロ引っ張って、そのあとは氣志團ワールド。
相変わらずビッグになって帰ってきたり「One Night Carnival」では、今度はしおりんの家のポストに弱った鳩を入れてみたり、爆笑の連発。
アンコールは、さて、ももクロは出せないし、どうするのかな、と思ったら、ずいぶん時間がかかったあと、なんとゴマキ（後藤真希ですよ、あの後藤真希）。を呼び込んで、来週発売のCD、「Non stop love 夜露死苦!!」を歌う。綾小路節に、DJ OZMAのエッセンスもつぎ込んだような、バブリーな楽曲で、面白い。
それにしてもゴマキまでつぎ込むか。どこまで手抜きがないんだよ綾小路翔。でもゴマキ登場は、開演時、物販でやたらCDを売り込んでいたので、なんとなく予想がついてしまっていて、それだけ残念。
それにしても、いくらいろんなことがあったとはいえ、一時代を作ったレジェンドですよね、ゴマキは。まさか生で観ることがあるとは。ちょっと嬉しくなった。
終わったのは22時。
対バンイベントって、双方まったくふれあわずに終わることがあったり、いろいろあるけど、この日のライブは、氣志團のももクロ愛に溢れた、素晴らしいものだった。
予想通り、今年を代表する対バンになったと思う。
そして綾小路・セロニアス・翔の、どこまでも観客を楽しませようという全力少年精神に、強く心打たれました。

追記：YOMIURIオンラインpopstyle(?)にやたら細かい熱のこもったライブレポが載っていたので、URL貼っておきます。いつまであるかわからないけど。
http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2011/10/sp-be7d.html
http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2011/10/sp2-b933.html
ついでにそこに載っていたももクロと氣志團のセットリスト。
＜ももクロセットリスト＞

１．行くぜっ！怪盗少女

２．ＣＯＮＴＲＡＤＩＣＴＩＯＮ

３．ピンキージョーンズ

４．キミノアト

５．Ｄ’の純情

６．ＣｈａｉＭａｘｘ

７．スターダストセレナーデ

８．全力少女

９．コノウタ

１０．ももクロのニッポン万歳！

１１．走れ！

＜氣志團セットリスト＞