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極東最前線〜センチメンタル犠牲フライ〜 eastern youth ゲスト 竹原ピストル


今年最後の極東最前線。行くことができてよかった。
チケットはソールドアウト。めでたい。
ゲストは竹原ピストル。元野狐禅ですね。初めて観る。ダウンタウン松ちゃんがその才能を認めたミュージシャン。
ギター一本弾き語り。のっけの挨拶から、謙虚な人柄が滲み出ている。そして歌。やたら力強くメッセージ性もあり、圧倒される。思わずのけぞってしまう。いい演奏だった。
で、個人的には今年最後のeastern youth。まずは「再生工場の朝」。うわ。これからくるか、とちょっとびっくりする。さらに「無用ノ助」(だよなぁ。レアすぎて自信なし)。
続いて「矯正視力0.6」でどわっと盛り上がる。で、吉野さん、竹原ピストルの歌に触れ、「それにしても人生に勝ち負けってあるのかな。勝ちってどんなかな。でも少なくとも、負けはあるよな。そしてこれだけは言える。俺たちは絶対負けねぇ!」(意訳)と、言って、「男子畢生危機一髪」!!!!!
ぐわぁ、っと、一気にこみ上げてくる。
そして「寄る辺ない旅」のあと、大好きな「素晴らしい世界」!駄目です。もう完全に涙腺決壊。最高。もうこれだけで来て良かった。
しかしこの日のeasternはこれでは終わらない。
「東京快晴」「尻を端折ってひと踊り」そして、「演りたい曲演ってるだけなんだよ」と、言いながら大サービス、「沸点36℃」!たまらない展開。「荒野に針路をを取れ」「ドッコイ生キテル街ノ中」で本編終了。
そしてアンコールは二宮さんの爆笑MCのあと、「徒手空拳」、「いずこへ」。
ダブルアンコールは、超名曲「裸足で行かざるを得ない」!
この曲作られたの何年前だろう。ちっとも色あせない。それどころか、2011年になってより一層強く響いてくる。
たっぷり90分以上は演ってくれた。
eastern youthはいつだって最高だが、師走の寒い夜の帰り道、いろいろな臭いやら欲望やらわけのわからないものの入り交じる渋谷の人混みをかきわけて、畜生這いつくばってでも生きてやる、と思わせてくれるだけのパワーがあった。そう。何回だってやり直すんだ。
心から感謝したくなる、素晴らしいパフォーマンスでした。eastern youthと同時代に生きることができて、良かった。


次回極東最前線はなんとBRAHMAN。さて、どうなるか。


注:曲順とかはうろ覚えですので、間違えていたらごめんなさい。