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「THE NANBA SHOW 相当衝撃的なスクールポップ!! Vol.4 〜この支配からの卒業スペシャル☆〜」【出演】LIVE:南波志帆 / Base Ball Bear / きゃりーぱみゅぱみゅ DJ:RAM RIDER / 夢眠ねむ(でんぱ組.inc)


すざましいメンツ。今このラインナップ集められるの、南波志帆ならではなのかもしれない。
さすがにこれは即日売り切れだろう、と思っていたのに、当日券も出る始末。しかも会場の一部封鎖されているし。南波志帆知名度、まだまだなのかなぁ。勿体ないなぁ。
しかしこの日はPUNK SPRINGもあったので、皆そっちに行ったのだろう。と思うことにする。
会場はそれぞれのファンが入り乱れ、ちょっとしたカオス状態。
で、始まる前に、恒例の南波志帆によるアナウンスがあったあと、定刻通りきゃりーぱみゅぱみゅ登場。前観たときはダンサー4人だったのに、8人に倍増している。そのダンサーがクレイジーなダンスを繰り広げる中、パフォーマンス。新曲「CANDY CANDY」の途中で、曲が切れてしまうという、そうそうないハプニングがありながらも、「やり直していいですか」と、的確な判断をするきゃりーぱみゅぱみゅ。やっぱりただ者ではない。新曲のカップリングの曲も破壊力が半端ではなく、やっぱり中田ヤスタカのトラックは刺戟に満ちている。
続いてDJ RAM RIDER。こないだのやついフェスでも少し観たけど、これほどJ-POP色の強いトラックを演るDJもそうそういないよなぁ。と思いながら観ていたら、最後に、南波志帆も登場して、彼女をフィーチャリングしたという曲を披露。
で、Base Ball Bear。ライブ観るの、2年ぶりくらいかな。久しぶりにロッキンオン風の正統派ギターロックを聴いた気がする。関根史織のベースが明らかにパワーアップしていて、バンドのテンションも最高。とてもいい。
続いてDJ 夢眠ねむ。上手いのか下手なのか判断つかないプレイを披露。少なくとも初めてではなさそう。
で、トリはもちろん、南波志帆。軽いセッションの後、いきなり「それでも言えないYOU&I」。相当衝撃的な曲です。やっぱり、いいなぁ。
そしてこの日はバンドセット。ドラムは矢野博康でした。
バンドで聴くと、やっぱり彼女の曲は、映える。そして今日が女子高生最後の日(3月も終わりなんだね)、ということで、改めて、若さと反比例する堂々としたパフォーマンスに痺れる。
アンコール前ラストは「こどなの階段」。まさに彼女は、こどなの階段を昇ろうとしている。その行き先は、きっと明るいものであることでしょう。
そしてアンコールでは、この日用に描かれたバカリズム画のTシャツを着て登場。100着用意していると聞いていたけど、売れていなかったようです。自分が見たときは、Mサイズなかったので買わなかったのだけど。もっとM用意しておけば良かったのに。
「Bless You, Girls! 」で、観客にも「男の人」「女の人」「メガネ」「レーシック」、、、などと、どこかで聞いたことある(笑)呼びかけでシンガロングさせて、終了。
南波志帆ほどパフォーマンスの度に成長を見せてくれるミュージシャンもそういない。この日は声の調子も絶好調で、表現力が格段に増していました。
今回の対バンは南波志帆の新規顧客獲得という意味でも、意義のあるイベントだったのではないでしょうか。
欲を言えば、もっとお客さんが入っていればなぁ。