The workers are goin’ home

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「自家発電Vol.00」第二部@四ツ谷OUTBREAK!

【第2部】テイヘン、QP-CRAZY、谷桃子古崎瞳、師範 勝村筑蟇、ギュウゾウ+ザ・ショッキング、非常階段、BiS、BiS階段(コラボ)。

開場時、転換時のDJ、変な曲ばかりかけていて、気になって仕方ない。転換長いし。
まずはテイヘンというバンド。絶叫系の女の子が暴れまくって歌っていた。一瞬、椎名林檎みたいな声をしてみたり、声もパフォーマンスも変幻自在だった。バンドはベテランのような安定感のある演奏。
続いては、QP-CRAZY。前回観た時、もう2度と観ることはないだろうと思っていたのに、まさかの再見。
また火炎放射器と火花をぶっ放して、しかも今回は小さなライブハウスなので、危なっかしいったらありゃしない。しかし音は正統派ハードコア。モッシュ、ダイブも続出だった。
続いては谷桃子古崎瞳谷桃子、抜群の安定感。谷桃子のバーターにしかならない、と愚痴る古崎瞳を尻目に、好き勝手に歌っていた。
そしてどういうわけか、広島出身の古崎瞳がお好み焼きを作る展開。口紅をべったり塗りたくってXの「紅」を歌う谷桃子と絡み合い、最終的にはお客さんを呼び込んでお好み焼きを食べさせておしまい。なんじゃそりゃ。
笑った。
続いては師範、勝村筑蟇による筑波山ガマの油の口上。どういうブッキングなんだか、もうさっぱり分かりません。見事な口上で、思わずガマの油が欲しくなってしまった。
で、電撃ネットワークギュウゾウと、電撃ネットワークにあこがれて業界に入ったという、ザ・ショッキングという女性2人組。クラッカーやロケット花火を口で受け止めたり、サソリを食べたり、電撃ネットワークらしいパフォーマンス。
途中BiSが現れ、メンバーの1人(ミッチェル?)を布団パックに押し込んで真空パックに。むちゃくちゃです。ギュウゾウの観客を必要以上に脅かすMCもさすがの上手さだった。
そしてやっと非常階段。ドラムのコサカイフミオ(だと思う)も加わって、鉄壁の布陣。ノイズの洪水の中、観客をあおるT.美川とJOJO広重、ひたすら絶叫するノイズボーカル、JUNKO。
さすがKING OF NOIZE。魅せてくれる。純粋に格好いい。
フロア前方でかき鳴らすJOJO広重のギターにも一瞬触れました。ぎゃあ。
あっという間。
そしてBiS。初BiSが、こんなイベントでいいんだろうか、と思ったのだけど、実に面白い。完全にエモやメロコアを意識したメロディーに、アイドルの踊りと歌が加わる。それがすざましいカタルシスを呼び込む。
そして最初のMCでギュウゾウの真似をして口にクラッカーをくわえて受け止める。そしてそれを客席に投げて、「今夜はそれ舐めて、オナニーするといいよ」というプー・ルイ。アイドルの発言ではありません(笑)。これがBiSがアイドルヲタの行き着く先のように、多くの人に言われるゆえんか。
途中トイレで使うラバーカップも振り回し、「これさっきトイレから持ってきた。汚いよ」などと言いながら、振り回している。
このプー・ルイ、という人、なかなか面白く、両国国技館のライブでは「うんち漏らします」とか言っていた。それに若干引くメンバー。
さらに一番まともそうかな、と思っていたテラシマユフがまさかのダイブ。
カオスだ。
そしてラストは非常階段を呼び込んで「BiS階段」。2曲披露。BiSのトラックに、非常階段のノイズが絡み合い、圧倒的なクライマックス。そして生肉(?)や焼きそば(?)などをステージに投げ込むBiSメンバー。もうなんでもあり。
16時55分に始まり、21時半くらいまでの長丁場に及ぶステージ。
これほどむちゃくちゃなライブ、本当に久しぶりに観た。
転換はあまり上手じゃなかったし、火は飛ぶはかつおぶしは舞うは肉は飛ぶはで、ちょっと危なかったけど、やっぱりエンターテイメントは生で観てなんぼだな、と思ったのでした。
夜遅くなってしまい、あわてて帰る。


BiSのテラシマユフのブログにBiSのセットリストがあったので、転載しておきます。
http://ameblo.jp/panda0708/entry-11407729484.html
BiS:
1、パプリカ
2、BLEW
3、CHELSEA
4、My Ixxx
5、nerve
6、primal.
7、IDOL
BiS階段
1、nerve
2、eat it