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極東最前線/巡業2012『ゼロ番地から彼方の空まで』eastern youth@Shibuya O-EAST


O-EAST、埋まっていた。1000人以上はいたんではないか。まだまだ日本も捨てたもんじゃないな、と思う。
師走の夜にeastern youthを観るなんて、どう考えてもどうにかなってしまうに違いない、と、人の混み合わないあたりに陣取る。
序盤、「男子畢生」「青すぎる空」で、早くも涙腺決壊。生きてきた。今年もロクなことがなかったけど、自分も生きてきた。生きて、年末にイースタン・ユースを観られたことを、本当に有り難く、誇りに思った。
セットリストは横浜の時とほとんど変わらなかったのではないかな。ダブルアンコールの「夜明けの歌」で、何か世界が開けてきた気がした。
この日は、吉野さん終始ご機嫌で、がんがんギターかき鳴らして絶叫し、二の宮さん、田森さんのリズム隊も圧倒的な安定感で、ツアーの最後を飾るにふさわしい最高の演奏だった。
MCで吉野さんは、「選挙行けよ」と繰り返していた「戦争になっちゃうよ」とも。自分もそう思う。国防軍なんて訳の分からない組織を作るとかいう頭のおかしなやつが総理大臣になろうとしている。その流れはたった1票では大して変わらないかもしれない。でも自分の意思を示すことが、大事だと思う。「ポリティックな発言は受け付けね−よ」と言いながら、大切なことをいろいろ喋っていた吉野さんだった。
それにしても素晴らしい演奏だった。日本にはeastern youthがいる。その事実だけでも、まだ明日も生きていこう、という活力になる。
次回極東最前線。対バンは田我流。
行きたい。easten youthを聴きながら、明日ももがき続けながら、生きていこう、と思った。


19日追記:Smashing Magに写真とセットリストが載っていました。写真必見。
http://www.smashingmag.com/jp/archives/37161
― set list ―
グッドバイ / 目眩の街 / 空に三日月 帰り道 / ひなげしが咲いている / 呼んでいるのは誰なんだ / 男子畢生危機一髪 / 青すぎる空 / 静寂が燃える / 残像都市と私 / 踵鳴る / 地図のない旅 / 矯正視力〇・六 / 荒野に針路を取れ / ゼロから全てが始まる

― encore ―
ズッコケ問答 / 素晴らしい世界

― encore 2 ―
夜明けの歌