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My Bloody Valentine Japan Tour2013@新木場STUDIO COAST


まさかリアルレジェンドを生で、しかもライブハウス規模(COASTは大きいけど)で観られるとは。東京2公演(平日)は即完売。追加の最終日も、運よく当たって行くことができた。
2009年にフジロックで来日はあったものの、先週突如ニューアルバムを発売したばかりでの今回の公演。高まらずにはいられない。
多少デザインに難があろうとも、グッズを買わなければ、と、いろいろ物色。Tシャツとパーカー、高いな、と思いつつ、買ってしまった。最終日とあってか、物販もさほど混んではいなかった。どちらも綿100%。ライブ後着てみたが、決して品質は悪くなかった。
入場時、耳栓が配られる。噂には聞いていたけど、それほどまでに爆音なのだろうか。爆音フェチとしては、さらに期待値が上がってしまう。
19時10分過ぎ、おもむろにメンバー登場。ケヴィン・シールズと、ビリンダ・ブッチャーを生で。感激。
ケヴィンは、大きい。ビリンダは年齢を感じさせない。
最初の一音が出た時から、心臓がわしづかみされたような気分になる。あのCDで何度も聴いてきた楽曲の数々が、惜しげもなく投入されてゆく。こちらとしては身を任せていくしかない。
演奏が決して上手いわけではない。でも、ギター、ベース、ドラム、それぞれに主張があり、そこに鳴る必然がある。そしてとても20年以上前の曲とは思えない瑞々しさ。すごい。
新譜からの曲は1曲だけ(多分)。
ラスト、「You Made Me Realise」途中からのノイズの炸裂。20分近かっただろうか。
もっと、もっと鳴ってくれ、と願わずにはいわれなかった。
約90分、アンコールなしで終了。そりゃ、これだけのライブ観せてもらって、アンコールはもういらないよな。
欲を言えば、もっと爆音が欲しかった。場所の問題もあるだろうけど、最近、非常階段や灰野敬二を前方でなんともなく観ている人間にとっては、この程度では爆音とは言えない。
昔、Seagull Screaming Kiss Her Kiss Herのクアトロ公演を最前で観て、耳鳴りがおさまらなくなったことがあったなぁ。あと、THE STARSがSHELTERで演った時も、音がすごかった。一時期のゆらゆら帝国も、はじけてました。
とにもかくにも、生でマイブラを観られた。それだけで、最高の体験だった。