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極東最前線〜mockingbird wish me luck〜 eastern youth/田我流@渋谷 Club QUATTRO


前回のワンマンの時に、何も考えずとにかくチケットを買った。
で、あ、そういえばその日芝居観るんじゃなかったか、と、帰りに焦ったが、芝居は昼の部で、助かった。
というわけで、久しぶりの対バン形式の極東最前線。
まずは話題の田我流。極東最前線は、いつも、今観なければいけない、観るべきアクトを対バンに選んでくれる。
想像していたよりもストレートな、メッセージ性の強いヒップホップ。何より良かったのが、クリアで冴え渡るトラックの数々。とにかく格好いい。
DJも前に出てきて一緒にライムしたり、かなり自由なスタイル。あっという間の50分だった。吉野さんがMCでべた褒めしていたけど、いちいち納得。今日本でプロテストミュージックを演るって、ものすごい勇気と力のいることだと思うけど、それを難なくこなす才能に脱帽。
そして転換も短めに、登場したのがeastern youth。いきなり「一切合切太陽みたいに輝く」で、お、珍しい展開、と思ったら、次になんと「沸点三十六度」で、テンションが上がる。
「路傍の影」みたいな結構珍しい曲もあったし、「青すぎる空」などの定番曲もあり、終始涙腺決壊しまくりのセット。
アンコールでは「いずこへ」まで演奏。久々にダイバー続発していました。
最近の吉野さんは、ギターかき鳴らしたり、飛び上がったり、パフォーマンスに、より自由さが増しているような気がする。とにかくリズム隊に対する信頼が、絶対的なものになってきているから、好きに演奏できているんだろうな、と思う。本当に、ボトムの強靱さは尋常ではない。
いつものように、最高のイベントだった。次の極東は金曜日か。行けるかな。東京には戻っている予定だなぁ。