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"Kemeアルバム発売記念ライヴ" Keme -oneman-矢沢洋子&THE PLASMARS@下北沢CLUB QUE


なかなかスケジュールがあわなくて最近キノコホテルのライブに行けていない。
そんなキノコホテルの音の軸にもなっている、テクニカルなギタリスト、kemeさんのレコ発ライブ。
下北沢に降り立ったら、ゲリラ豪雨に見舞われて、駅前にしばらく隠れる。
でもライブには間に合った。
オープニングは矢沢洋子&THE PLASMARS。矢沢洋子さん、前どこかで観たときは、どうしても先入観が邪魔をして、あまり好感を持って観られなかったのだけど、素直で人柄の良さを感じさせるMC、ダブルのライダース、正しいJ-POPロックンロールを体現したサウンド。いいんじゃないか、と思った。
で、kemeさんの登場。この頃にはお客さんもかなり埋まっていた。
最初は3人編成のミニバンド編成。ギターのUMEZYをひたすらいじり、毒を吐きまくる。うわ、口の悪い人だね、支配人に似てしまってきたのだろうか、と思ったら、15分の休憩を挟んでからの6人編成のバンドセットでは、MCも控えめ、ダイナミックなサウンドの中、バンドの中心で堂々とアコギを弾きながら、独特のしゃがれた声で歌う。
無茶苦茶格好いい。しげるや拓郎に負けてないよ。
ギターもとても上手く、今こういう、芯のしっかりしたフォークロックを歌える女性シンガーソングライターはいないのではないか。