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aiko 「Love Like Rock vol.6」@ZEPP TOKYO


久しぶりのZEPP TOKYO。ちょっと早めに着いたので物販覗いてみたら並んでなかったのでつい少しグッズを買ってしまう。お金は節約しないといけないのに。
で、整理番号が10番台という信じられない番号だったので、いつもはZEPPなら段差のあるところに立つのだけど、列に流されて最前に陣取ってしまう。
というわけでaikoの汗もよく見えるような位置でライブ。ものすごい圧縮。後ろにいるでかい男がぶよぶよで汗だくの腕を自分の肩に寄りかけてくるので気持ち悪くてはねのけたりいろいろしながら音楽を楽しむ。
ライブメンバーは佐野康夫を始め、手練れ揃い。
aikoの歌唱も、ライブハウスで聴くとまた違う趣。いい声です。適度に色気もあり、かわいらしさも残しつつ、声量もちょうどいい(やたら声量アピールでがなりたてるような、いやみったらしさがない)。MCも下ネタもありで、面白い。
シングル曲少なめの攻めまくりのセットリスト。アンコールで「4月の雨」を演ったけど、これはやはり傑作。
で、aikoはもちろん以前から知っていたけど、はまるようになったのは結構最近。歌詞の完成度の高さは本当に出来のいい掌編小説のようだし、曲もちょっと変。何も考えずに聴いていた頃は面白いメロディーだな、とくらいにしか思っていなかったけど、じっくり聴けばきくほど変。専門的なことは分からないけど、なんでここで半音上げるの?とか下げるの?とか、ここからこの展開はちょっとひねくれすぎでしょう、と言いたくなるような不思議な曲ばかり。演奏する方も大変に違いない。
こういう楽曲が、日本のポップ界のど真ん中で、多くの人に受け入れられているのは、素晴らしい、と思わずにはいられなかった。
というわけで、セットリスト。

こういう風にセットリストを毎回掲示してくれるのも、自信とサービス精神の表れだと思う。