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「COSMIC EXPLORER」Perfume

COSMIC EXPLORER(初回限定盤A)(2CD+Blu-ray)

COSMIC EXPLORER(初回限定盤A)(2CD+Blu-ray)

一聴後、こりゃまた傑作ぶち込んでくれたなぁと感動してリピートしまくると同時に、これはAmazonレビューとか荒れるだろうな、と思った。
「LEVEL3」ほど振り切った印象がないし、リミックス曲がアルバムの流れを重視するような作りで、どれもちょっと音を削ぎ落とした感じがあり、派手さという面でのインパクトは弱めかな、と思ったので。
発売から1週間、思ったほどレビューは荒れていなかった。でも極端に低い評価を付けている人も居た。
こんなもんかな。
さて、中田ヤスタカは、シングルのどの時点で、アルバムの構図を描いていたのか。少なくとも「Sweet Refrain」の頃には何もなかったはず。「STAR TRAIN」で、常にスタートライン、と歌っているけど、現時点が最高地点のPerfumeのことだから、きっとアルバムが出来るぎりぎりまでいろいろ考えていたのだろう。
新曲を前半に固めてくる構成なども絶妙。
既発曲多数のベスト盤のような内容ながら、「Sweet Refrain」や、「Relax In The City」が、1枚のアルバムとして、何の違和感もなく、まるで最初から考えられているかのように収まっているのは、やはり驚異的。
新曲では、個人的にはCAPSULE「CAPS LOCK」の延長線のような「Baby Face」がお気に入り。
思い切って変貌した「Cling Cling」のリミックスも素晴らしい。
これらの楽曲に、Perfumeのパフォーマンスがミックスされ、ライブではさらにアップデートされた姿が観られるに違いない。
まだまだPerfumeは続くんだなぁ、とそんな当たり前の事実に、改めて驚くしかないです。