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ZAZEN BOYS TOUR MATSURI SESSION@赤坂 BLITZ


さて調べてみたら個人的はなんと5年ぶりの赤坂BLITZ、MATSURI SESSION。定刻の19時半ちょうどにメンバー登場。吉田一郎が若干巨大化している(失礼)以外は、皆あまり変わっていない。
そして演奏する楽曲も様式美のようにほとんど変わらないわけだが、1曲目の「SUGAR MAN」からして、原曲が解体構築されていて、鋭いリフとリフ、リズムとリズムが突き刺さってくる。
4曲目からおもむろに「RIFF MAN」で、ここからさらにどうやって盛り上げていくのか、と思ったら、その後もテンションは変わることなく次々と壮絶なMATSURI SESSIONが繰り広げられていく。
カシオメンは相変わらずクールに複雑な旋律を奏で、吉田一郎のベースは熱く太い。そして松下敦の衰えない重くて早い、とても両立するとは思えないドラミング。
皆いまや日本を代表するプレイヤーになっている。
そしてそれを統括する向井秀徳
相変わらず尋常でない量のお酒をかっくらいながら、MCも少なめに、おもむろに「長澤まさみのパンティ!」を連呼したり、「おやかたさま」とつぶやいてみたり、銃を観客席に向けてみるポーズをしてみたり、自由自在。というか、どう考えても真田丸の観すぎ(笑)。
途中「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」のあと、映画主題歌として発表された新曲(向井秀徳名義だけど)、「約束」を聴けて、高まる。
本編最後のほう、ものすごく久しぶりに聴く「自問自答」。
アンコールでは、5月6日に野音でのMATSURI SESSIONも発表され、盛り上がる中、「KIMOCHI」で終了。
いやとにかく、言葉にはできない。すざましいライブだった。
これで今年のライブは締め。
あと落語と舞台に、(行けたら)行く予定だけど、とにかく、締めとして、ZAZEN BOYSの最高の姿を観られて、今年もなんだかんだで生きてきて、よかった、と、素直に思ったのでした。
来年はもっと万全の調子でMATSURI SESSIONを観にいけるようにしたい。