直感として、これは行かなくてはいけないのではないかと、銀杏BOYZの武道館公演に。
オープニングのペーソスからして、素晴らしい。尿漏れをこれほどパンキッシュに歌うのは彼らくらいでしょう。末井昭さんは、西原理恵子さんのサイン会で、女装姿で立っていて、頼んでもいないのにサインをくれた。あー、もうあの頃から、20年以上たったのか。西原さんも、末井さんも、方向は違ってしまったのかもしれないけど、たくましく生きているなぁ。
そして銀杏BOYZ。いや、別に熱心に追いかけているわけではなかった。
でも、何か、自分のここ12年に区切りを付ける意味で、今行かなくてはいけないと思った。
3時間。とにかく、ずっと泣いていた。何気なく聴いていた、峯田和伸という、泥臭い男の作るあの曲が、この曲が、こんなに輝いて、美しくて、純度が高いものだったなんて。
爆音で音源聴きながら、帰る。
なんか、とにかく今はこの興奮について、嫌がらせのように誰かに話したい。整理できないけど、話したい。
2007年頃からの自分の記憶って、けっこうおぼろげで、病気になったり、転職繰り返したり、いろいろあったのだけど、とにかくぼやっとしたままだった。
なんで生きていたのか、わからない。でも、今夜、少し、振り切って、生きてみようかな、と、あらためて思った。
武道館で銀杏BOYZ。この日のために自分の空白の数年間があったんではないか、と思うほど打ちのめされる。Dr.kyOnと奏でたスローバラードと光は、この夜最も尊かったし、澄んでいて、美しかった。
— uniuo (@uniuo) 2019年1月15日
峯田和伸さん、同世代のおっさんに言われても嬉しくないだろうけど、あんた最高だよ。
生きるよ、俺も。 pic.twitter.com/tydnytrXYO