The workers are goin’ home

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今週

尿管結石の石排出に怯えながら木曜から徹夜で仕事、今日12時間寝て、かなりの痛みとともに、なんとか石の排出を確認したのであった。

ちょっとほっとして、世田谷パブリックシアターに、三谷幸喜最新作「愛と哀しみのシャーロックホームズ」。公演直前にホリプロのホームメージに張り付いて、前方の端っこの席を確保。見切れ、ということだったが、そんなに不自由はなかった。

三谷幸喜作品は、基本的にどれも良く出来ているのだが、テーマ、演者など、どれだけ対象が(作者も観客も)好きか、ってので、好みも作品毎にわかれたりする。今作は、脚本の完成度も出色。捻りもきいていて、ユーモラスでスリリング。セリフでミステリーをやるという、かなりの難行を、やすやすとやり切っている感。

ワトスンに佐藤二朗さんというのも面白いし、ホームズ役の柿澤勇人さんも熱演。広瀬アリスさんは魅力満載だったし、はいだしょうこさんにだけ歌わせない、というのも、なかなか。

とにかくまぁ、観応えのある、傑作と言っても言い作品。これは三谷さんじゃないと書けないな、と、唸る。