最近朝早くは起きないくせに、休みであることで変に高まったのか、7時くらいに起床。
朝イチに間に合うな、と渋谷ユーロスペースに向かう。
混雑を避けるつもりだったが、電車も、映画館もかなり混んでいた。
「劇場」を鑑賞。
ほぼ、山崎賢人と松岡茉優の世界。若い二人の入り込み方が圧倒的。
行定勲監督のヘヴィーな恋愛映画群の中(ムラはある)でも、飛び抜けたクオリティの傑作ではなかろうか。
はまらない人にはとことんはまらなそう。でもこの感受性を共有できる人と、話してみたい。そんな気分になった。
後半のあるシーンから、というか、ベタでごめんね、北沢川緑道のシーンから、スイッチ入って、ずっと泣いていた。
ユーロスペースにて「劇場」。混雑避けようと朝10時に行ったが席半分はほぼ満席。
— uniuo (@uniuo) 2020年7月23日
根拠のない全能感に誰かを巻き込んだ経験のある人、その痛みに今でも心疼く人に深く寄り添う傑作。山崎賢人は一皮むけてるし、松岡茉優はまた最高を更新している。後半のあるシーンからずっと泣きっぱなしでした。 pic.twitter.com/38M0Z2buAD
あとこの作品、ベッドシーンというか、いわゆる濡れ場がない。キスシーンすらない。自分は恋愛映画とはいえ無駄に人が脱ぐのはいつもどうかと思っていて、そういう直截的な場面がなくても、充分恋愛映画が成立するという意味でも、意義は大きいと思った。