気温が低めだったためか、割としっかりと目覚め、早くから準備して世田谷パブリックシアターに行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ、緒川たまきの新ユニット「ケムリ研究室 no.1 ベイジルタウンの女神」を鑑賞。
客席一つ開けての感染対策。チケット代は12000円。座席当日引き換えで、二階席だった。
休憩含め3時間半、とあらかじめ情報はあり、ケラさんだからある程度の長さは予想していたけど、この状況下、観る方も気が持つかな、という若干の不安はあった。
でもウェルメイドで巧みな構成、舞台ならではのリズムとユーモア、とにかく飽きることなく、もう最後はスタンディングオベーションしたいくらいに素晴らしかった。
仲村トオル、吉岡里帆といった映像でも人気の役者も、お馴染み犬山イヌコなどの個性派も、皆、演劇をやってやる、という圧倒的な気迫が伝わってきた。
なんかいいもの観たな、と心温まった。
帰り、バスで渋谷にちょっと足を伸ばしてみたら、ものすごい人出。コーヒー飲む場所すら見当たらず、そのまま帰ってくる。
世田谷パブリックシアターで、ケムリ研究室 ベイジルタウンの女神。
— uniuo (@uniuo) 2020年9月21日
3時間半、ずっと活きいきと魅力的なマーガレットを演じる緒川たまきさん、まさに女神。仲村トオルさんはじめキャストも贅沢。
色々なこと諦めたり否定的になりそうなご時世に、オリジナルでとことん演劇的、豊潤な作品観られて涙。 pic.twitter.com/bxcHw328DZ