朝早くに起きて、東急百貨店の丸福珈琲店でカレーを食べてから、BUNKAMURAシアターコクーンで、「フリムンシスターズ」。二階席の一番前。
休憩20分入れて3時間30分。阿部サダヲも長澤まさみも言うまでもなく素晴らしいが、今作では、大御所ですらある秋山菜津子とのトリオプレイが完全にはまっていて、終始笑い泣き考えながら鑑賞。
もう何度も言うことだけど、人間は人を傷つけ影響を与えて生き続けるもの。そのことに自覚的であり、恥じらいを感じられるかどうかで、その人の豊かさが決まってくる。
改めて、そのことを確かめられる、豊かな物語だった。
今年、こういう作品がコクーンで上演されたこと自体が一つの奇跡で、観られて本当に良かった。
シアターコクーンでフリムンシスターズ。
— uniuo (@uniuo) 2020年10月31日
深いユーモアや鋭い風刺は、差別や偏見を根底に生まれる。
大事なのはそれに自覚的に向き合い、恥じらいを忘れないこと。こんなスケールの物語を受け入れる度量が今の日本にどれだけあるのか。
観ながら笑い、少し怖くなった。
つまり長澤まさみ最高でした。 pic.twitter.com/B99EyOfRwM