末廣亭の五月下席、昼の部に行く。
寄席はふらっと行けるからいいんだ、とはよく言うが、ガチ勢、かつ途中からという行為基本苦手なので、開場と同時に入る。ついでに言うと、昼は紀伊國屋地下の和幸にて。
味がそんなに違うはずはないのだけど、ここの和幸は、なんか他より美味しい気がする。名店、モンスナックなどとともに、耐震工事の影響で7月で閉店になるらしく、切ない。
さて、末廣亭。お客さんは少ない。20人か30人くらい。
特にお目当ての噺家さんががいたわけでもなかったので、流れるように、ゆったり観る。
三遊亭遊子「鮫講釈」、三遊亭あら馬さん「壺算」。二つ目のふたりから、しっかりとしたネタ。
昼の部唯一の講談、神田紅さんは「髪結新三」。すぐ引き込まれ、うわ続き聴きたい、となった。
桂南なんさん「胴斬り」が、本人の雰囲気、語り口とあいまって、今日の個人的ベスト。プロの芸人の芸って感じ。
楽しかったな。これで3000円なんて、天国だよな。
高島屋で夜ご飯食べて、帰る。