The workers are goin’ home

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土曜日

久しぶりに開催の、鶴川落語会に行く。

主催の方のSNSとかみて、事前から個人的にも熱くなっていた。

客席半分の150席に制限。和光大学ホールは、もともと席は広めなので、ものすごくゆったり。料金は変わらない。余裕があるのは客としてはいいのだが、料金も据え置きで、採算取れるのだろうかとか考えると、やはり複雑な気分になる。

開口一番は三遊亭遊かりさん。アレンジされた、「ちりとてちん」。楽しい。

三遊亭遊雀師匠は、マクラで大うけとったあと、「七段目」。爆笑。はめものも賑やか。

そして三遊亭萬橘師匠。「次の御用日」。この噺、まともに訊いたのは多分初めて。声やら噺のスピードやら、ものすごい技術を要すると思うのだが、あっさりとやってのける。すごいな。

仲入り後、三遊亭萬橘師匠、「あくび指南」。割とさらりといったかんじだったけど、なんというか、リズムとか、間とかが絶妙で、センスしか感じない。

と、感動している間に、すぐまた遊雀師匠が出てきて、マクラでひとしきり萬橘師匠を褒め(同じく「センス」っておっしゃっていて、ちょっと感動)、がっつり「紺屋高尾」。最初、久蔵、、って話し始めたとき、まじか、いまから紺屋高尾やるのか、って思ったけど、あっという間に引き込まれ、笑って泣いて、終わる。

3時間近く。大充実。

お客さんも、わきまえているというか、笑うところは笑い、聴くところはじっくり聴き、なんかいろんなところのレベルが高く、満足して帰る。