The workers are goin’ home

SEのブログです

月曜日

また台風が近づいていたらしく、朝強風。

駅までビニール傘で向かっていたら、風で壊れる。骨が、骨が。。。

家に戻るわけにもいかず、かといってポイ捨てなんてことはしたくない。危なくならない程度に分解して、お店で傘入れのビニールをもらい、しまう。

誰かに骨が当たらないよう、ひやひやしながら歩く。

有楽町よみうりホールで、「柳家小三治 夏の会」。

小三治師匠の高座を観に来たつもりが、事前に出演者変更のお知らせがあり、いつの間にやら先日真打ちになった、弁財亭和泉さんの真打ち披露口上の会になっている。

開口一番は柳家小八さん。和泉さんの夫とのこと。どこかで聞いたことがある。

弁財亭和泉さんは、新作落語。明快で、歯切れも良く、なかなかいい。

仲入り後、口上。三三さんまで登場する。

小三治師匠、和泉さんのことを、褒める。

和泉さんも、こういう情勢で披露公演もそんなに派手にできなかったのだろうけど、今日、こうやって小三治師に激励してもらったのは、一生の糧になるだろうな。

で、柳家小三治「錦の袈裟」。

なんと、信じられないことに、口演中、電話の着信音が会場に鳴り響く。「スイッチは切りなさいよ」と、小三治師は軽くいなしていたが、気分は良くなかっただろう。

そこだけが、ちょっと心残り。

-----

「夏泥」柳家小八
「箱の中」弁財亭和泉
 お仲入り
 口上 小三治 歌る多 三三 小八 和泉
「松山鏡」三遊亭歌る多
〜かっぽれ〜
「錦の袈裟」柳家小三治

-----

同じ落語協会とはいえ、柳家が、三遊亭をわざわざ自分たちの会で、口上までやるって、なんか、それはそれで、とてもいい。