相変わらず目覚めは早い。
シネマート新宿に、「Kocorono」。
3週間限定の再上映(リマスター)。なかなか日時があわなかったが、やっと観に行けた。
bloodthirsty butchers。自分が知った頃には既に孤高のカリスマだった。
吉村秀樹さんの人間くさい面倒くささ。それを受け止めるメンバー。なんとも泥臭い。そして美しい。
田淵ひさ子さんが加入した頃、当時はそんなにネット情報もなく、なんで入ったんだろう、とかいろいろ憶測があったのを思い出す。
BEYONDS/fOUL、谷口健さんの、なんともロマンティックな(ベタな)解釈が、ちょっとしっくりくる。
この映画の3年後に吉村さんは、亡くなってしまう。その事実を思うと、やはり切なくて、そこまで潔く生きなくてもなぁ、ってしんみりしてしまった。
いい映画だった。