The workers are goin’ home

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土曜日の映画

何か映画観ようと新宿に出る。タイミングがよかったので、のん(能年玲奈)監督「Ribbon」をテアトル新宿で鑑賞。

中学生の作文のようなとりとめのない作品。でもその飾りのなさこそに、真実と現実が描かれている。

完全なファンムービーなので、作品としてどうこうというのはあまりないけど、ラストでの「私は〇〇じゃない」ってセリフに、好きなことはやれているようにみえて、いまだに本名を名乗らせてもらえない、複雑な事情や感情が込められているようで少し辛くなった。

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エンディングのサンボマスターの新曲、音の解像度も極まっていて、今、世界のできる最大の誠意と優しさのように思えた。