そして夜は有明ガーデンシアターで、小沢健二。「So kakkoii 宇宙 Shows」。
延期の時一度手放してしまったのだが、一般販売で取り直したチケットで前から2列目。
1993年の曲も、2022年の曲も、同じ強度で続いていた。圧巻だった。
何年も前、熱心にオザケンの新曲を一緒に追いかけていた友達は、だいたい、死んでしまったか、お金持ちになったかどちらか。
死んでもいないし、金持ちにもなっていない自分は、いったいなんなんだろうな。
なんで新しい街、有明まで来てまたずっと泣いてるんだろうな。
そんな中、丁寧に歌われる「天使たちのシーン」に、さすがに感極まり、もう死んでもいい、と思ったし、同時にお金も欲しいと思った。
生きるってそういうことだと思った。