有給。
セールをじっくりみようかと思ったのだけど、平日に高額の出費は本能的に慎重になるもので、特に何も買わず。
ル・シネマで、「わたしは最悪」を鑑賞。
女性の自立が、男への依存や、性行為の果てに起こりうる事実を経ることで起こる、という、旧態依然の価値観から、何一つアップデートされていない。
男は皆、優しいようで、精神依存、肉体への女性への負担に、なんの責任もとっていない。
女性の物語のようで、古臭い男の理想の女性像を描いている。
ちょっと頭が良くて、可愛らしくて、性にほどほどにオープンで、ちゃんと自分を頼ってくれる。
おっさんは皆、こういう人、好きだよね。
構成は技巧的だったし、ノルウェーの景色は美しい。なので、全く否定するつもりはないが、監督が男だったら0点だな、と観終わって調べたら、やはり男性。
よって、0点。しかも中年。むしろ、マイナス。