午後半休にして、鶴川の和光大学ポプリホールで、神田伯山独演会。
平日昼間だが、当然のように満員御礼。都内(一応)300人キャパでは、そうなるか。
前座、神田梅之丞「出世の春駒」。こないだ初舞台だったばかりのはずなのに(そのときびっくりするほどガチガチだったのに)、すでにかなり堂々としている。こんなに急に成長するんかね、ちょっと驚いた。
で、伯山先生。赤穂浪士の4席。
「義士勢揃い」
「安兵衛駆け付け」
「安兵衛婿入り」
「荒川十太夫」
………なんと、今月末の歌舞伎座での親子会を網羅してしまう。
4席ともさすがだったが、場内観客の携帯やアラームが2度(いや3度)も鳴るトラブル。
ただでさえそういうのに厳しい伯山さんなので、最後は本気でキレていて芸ではカバーできないレベル。
こういう空気になるのは、観ている方もちょっとつらくなる。