The workers are goin’ home

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eastern youth@渋谷AX

極東最前線/巡業〜スットコドッコイ20年〜。
イースタンユース、音源はかなり熱心に聴いてきたけど、実際にライブに行くのは初めて。
しょっぱなの「夜明けの歌」「沸点36℃」「世界は割れ響く耳鳴りのようだ」から、ものすごい音圧と熱気に圧倒される。「雨曝しなら濡れるがいいさ」は雨の日になんともタイムリー。
20周年記念ということもあってか、新旧織り交ぜ、ほとんどベストのような楽曲がつぎつぎと演奏され、時間を追うごとにテンションがあがっていく。
個人的に大好きな「矯正視力〇.六」も披露してくれ、さらにはオムニバスに入っていた「東京」も演奏。この曲も好き。というかどの曲も好き。

「夏の日の午後」で観客のテンションも最高潮。アンコール前「素晴らしい世界」の時のMCにも(当然演奏も)、感動。
アンコール最初は、これまた素晴らしいMCに続いての「裸足で行かざるをえない」。熱くなる。こみあげる。2度目のアンコールは「DON QUIJOTE」。最後の最後まで盛り上げてくれる。

轟音と静寂の間合いのとり方が抜群で、何度も痺れた。「20年やってきてもちっともギター上手くなんねぇんだよ」と吉野寿が謙遜していたが、いやとんでもない。3人とも格好よすぎます。
2時間があっという間。すざましい熱量のライブだった。
帰ってきてからも素晴らしい楽曲の数々が頭と耳から離れないです。


話は少し変わるが、5月に亡くなった友人のホームページが、いつの間にやら閉鎖されていた(気付いたのは今日)。レンタルサーバーのレンタル期間が切れたのかもしれない(ブログは「はてな」なので、残っていた)。
10年以上前、渋谷系YMO好きだったその友人が、急にイースタンユースにはまり、客層におびえながら(杞憂)ライブに足を運んでいた。会うたび調子っぱずれに「ああー孤立無援の花ー!」と歌って(叫んで)いたのを思い出した。
表向きはどうなろうと、生まれた以上はずっと残っていく。続いていくんだと思う。


#追記:
RO69にセットリストが載っていたので転載。
http://ro69.jp/live/detail.html?7921
1.夜明けの歌
2.沸点36℃
3.世界は割れ響く耳鳴りのようだ
4.泥濘に住む男
5.雨曝しなら濡れるがいいさ
6.野良犬、走る
7.秋風と野郎達
8.街はふるさと
9.踵鳴る
10.矯正視力〇・六
11.東京
12.荒野に針路を取れ
13.夏の日の午後
14.素晴らしい世界
アンコール
15.裸足で行かざるをえない
アンコール2
16.DON QUIJOTE