5つのストーリーもそれぞれに魅力的で「捨て」がない。その上で、この収斂っぷりは見事。快感ですらある。比喩や警句も適量で、説教くさくなくていい。2作目でこんなの書いていたのだから（改稿はしているだろうけど）、やっぱりただ者ではない。

打ち合わせ。珍しく京王線が遅れていた。安全運転しようとすると必然的に遅くなるのだろうかひょっとして。