2005-03-07 生きる 乙川優三郎 文春文庫 Book 3篇とも、無駄のない、美しい文章、最後まで隙のない構成。心にじんわりと沁みこんでくる。すざましい完成度。行間からにじみ出てくる叙情は、映像化したら陳腐化してしまうかもしれない。小説だからこそ伝わる感動を味わいました。時代小説って奥が深い。