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「女王様と私」歌野晶午 角川書店

傑作。やっぱり歌野晶午は突き抜けている。過剰なんだけど、端正。本来ならそんなアホなと突っ込みたくなるような、後半の某やりとりが、ありえなくはないな、感じてしまうところが、ちょっぴり恐ろしい。
銀座のあの店やら六本木ヒルズの味はいいが感じの悪い店とか出てくるのも、妙に楽しい。ちゃんと取材したのだろうな。でも船橋の駐車場は月3万円もしない。