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「夏、19歳の肖像」島田荘司 文春文庫

全面改稿ということで、再読。最初に読んだのは高校生の頃だったか大学生になっていたか。覚えていない。10年位前。
プロローグ、あれ、こんなんだったっけ?と戸惑う。かなり書き換えてるのね、とあとがき読んで納得。
当時は素直に感動して読んだ記憶があったけど、歳をとったのですかね。足踏まれた人間見て笑うような女、好きになれないよな、とか、細かい突っ込みいれながら、冷静に読了。とにかく瑞々しく、今読むと時代錯誤なのか、逆にリアルなのか、よくわからないけど、やっぱり素敵な小説でした。