The workers are goin’ home

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カーネーション@渋谷AX

ホームページに「決して遅れることないように」なんてあるので、早めに行ったのにリハーサルが遅れたらしく、なかなか開場せず。寒空の中待たされる。結局本来の開演時間になってようやく開場。座席のあるAXは初めて。当然席幅狭く、しかも両隣がでかいおじさんで、より狭い。
30分遅れでいよいよ開始。まずはアコースティックセットでしっくり聞かせる。直枝さんの声が映えて、最高に格好いい。「市民プール」はなんだか懐かしく、「やめておくれ」はすごいソウルフル。
で、バンド形式のライブスタート。3ピースならではの骨太なサウンドがとってもスリリング。新曲がすごくいい。「New Morning」はとても好きな曲。ゲストのヴィブラホーンが色を添え、青山陽一(GRAND FATHERS!)さんやら、元メンバーの鳥羽さんやらが出てきて、さらに盛り上がる。3時間以上の熱演で、充実のライブでした。早くアルバムが聴きたい。
最後に独立した事務所の社長のご挨拶に鏡割り。終演後はメンバー自らたる酒を振舞ってくれ、みんなで乾杯。
・・・しかし、確かにいいライブだったのだけど、これが7770円というのは、どうなんだろう。ドリンク代別途500円取られるし。こんな値段だから、当然年齢層高め。なんだか一見さんお断りのファンクラブイベントのようで、居心地の悪さを感じたのも事実。いやらしい話ですが、ライブを楽しみながらも、「果たして7770円の価格価値はあるのか?」という思いが頭から離れず、ちょっぴり素直になれなかった。
カーネーションは、本当に格好いいライブバンドだし、演奏も歌もハイレベル。泣けてくるほどの名曲もいっぱいある。予備知識なしで観にいっても、ロック好きなら確実に心に残るものがあるはず。値段を安くして、多くの人が観られるような場をもっと作って欲しいです。